「虹のクロニクル」 ＠俳優座劇場

朝、友人から、東京桜組公演「虹のクロニクル」の無料チケットが５枚手元にあるから観に来ない、というありがたいお誘いのメールをいただき、お言葉に甘えて観てきました。
最初、「砂のクロニクル」と勘違いして、ああ、それならすでに観たことある、と思ったのですが、「砂のクロニクル」は船戸与一原作でクルド独立闘争を描いたドラマ、「虹のクロニクル」は桐山襲原作で東アジア反日武装戦線を描いたドラマでした。
劇は、大道寺将司等、登場人物がすべて実名で出てきてストーリーがわかりやすいし、勉強になる、その反面ちょっと説明的かな、とも思いました。
今日は年に数度しかない家にカメラを忘れて出かけてしまった日で、演劇公演だからもとより上演中の撮影はペケでしょうけど、劇場の写真も撮りそこねました。
前回カメラを忘れたのは、昨年11月28日、西川口にあるパレスチナ/トルコ料理レストラン Green Grass に米津篤八さんとパレスティナ料理を食べにいったときで、このときは携帯電話で写真を撮りました。
「大道寺将司」とか「東アジア反日武装戦線」とかいう言葉を聞くと、僕は反射的に米津さんのことを思い出します（他にも辺見庸のこととか様ざまなことを思いますが）。
Googleで「ムキンポ　米津」と検索すると、「ムキンポさんには、李在一さんを差別する日本人を批判する資格はありません。」という今から11年ほど前に米津さんが僕のことを鋭く批判して書いたテクストが出てきますけど、これを読むと、素直と言えば素直な、当時の僕の考えが書いてあって、非常に懐かしく思います。
思えば遠くへ来たもんだ？

東京桜組オフィシャルウェブサイト
http://www4.ocn.ne.jp/~tokyo-cb/