Also Sprach Mkimpo Kid に載せられなかった写真を中心に。
今回のエティオピア旅行で、何と言ってもインパクトがあったのは、自称ガイド「山好き」との出会いでした。
写真は「山好き」がhermit(と彼は呼んでましたが、隠修士とでも訳すのでしょうか)から聖水の洗礼を受けてるところです。
彼はエティオピア正教会の敬虔な信徒でした。
12月1日、エティオピア出国前日、アディスアベバの日本大使館を訪ね、便箋2枚半にわたる「山好き」に関するリポートを提出しました。
だいたい↓のような感じです。
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在エチオピア日本国大使館御中
2010.12.01
私は11月24日、エジプト航空でエチオピアに入国しました。
その日から2日間、Taitu Hotelに宿泊しました。
そこのホテルで紹介された自称ガイドのAbeshuと知り合いになり、24日、25日といっしょに市内観光しました。
彼は別名を、日本人向けに「山好き」、欧米人向けに「ジミー」と名乗っています。
当初から金に汚いところが散見され、うさんくさいやつだと思いつつも、何しろ朝早くからホテルで待っているので、いつの間にか彼のペースに巻き込まれ、26日から30日まで、アディスアベバ → バハルダール → ラリベラ → アディスアベバと4泊5日のガイディド・ツアーに出かけることになってしまいました。
5日間しか余裕がないので、バハルダール、ラリベラを陸路でまわるコースは時間的に無理ではないかと思ったのですが、彼は、トヨタのランドクルーザーだから大丈夫だ、ローカル・バスよりずっと速い、と言うので、つい信じてしまいました。
当初の話では、食事代や宿泊費、クルマ代、ドライバー代、観光のための諸費用等、すべて含めて1日150USドルという約束でしたが、出発前後になっていきなり、トータルで1000ドルだ、と言い出しました。
前金としてすでに300ドルを渡してしまっていた弱みがあり、結局、私の方が妥協して、とにかく1000ドルで妥結しました。
しかし実際に出発してみると、朝6時から丸1日走ったところで、ウォルディアで夜になってしまいました。
このペースではとうてい当初計画した行程を5日間で走りきることは不可能です。
だまされた、と思いましたが、帰りの飛行機に乗り遅れるわけにはいきません。
バハルダールは諦めて、ラリベラのみの往復にコースを縮小することを、私の方から彼に提案しました。
ところが3日目の夜、ラリベラ観光を終え、帰路、再びウォルディアに宿泊したところで、さらに200ドルを余分に払えと言い出したのです。
当初の話の750ドルがいつの間にか1000ドルになり、しかもコースを大幅に縮小されて、私の方が料金を安くしてほしいくらいなのに、さらに200ドル払えとは理解不能です。
その日の夜は、彼と大声で口論となり、ホテルの人が心配して間に入って止めてくれて、その場は、私がとにかく100ドル払って収まったのですが、このまま彼と2日間、さらに旅をつづけていたら、どれだけ要求が膨らんでいくか見当もつきません。
幸いその日は、ウォルディアのホテルはどこも満室で、私と彼とは別々のホテルに宿泊していました。
次の日の朝、6時前、まだ暗いうちにホテルを脱出し、ミニバスを乗り継いで、その日の夜に自力でアディスアベバに戻りました。
それで話は終わると思っていたのですが、まだつづきがあったのです。
彼はそれ以来、しつこく電話とSMSを送ってきて、金を払えと言いつづけています。
電話には一切出ていませんが、しつこく何度もかけてきます。
30日の夕方、送られてきたSMSでは
towmorw we wetin u at the airporte with polce
と書いてあります。
請求額もいつの間にか250ドルに高騰しています。
ほとほと困惑しています。
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ゴーゴー・エティオピア 2010
Go Go Ethiopia 2010
http://www.mkimpo.com/diary/2010/go_go_ethiopia_2010.html
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